野球をやっている方!
2018/06/20
こんにちは!院長の石倉です。
肩の痛みといえば、野球選手の訴えが多い傾向にあります。
ということで、投球動作時の痛みについて。
投球動作を4つに分けると、
①ワインドアップ期
②コックアップ期
③加速期
④リリース減速期
(※私はこの4つで簡潔にご紹介します)
①ワインドアップ期
片足を挙げるまでの動作。身体が後方に傾き、ここが後の動作へ大きく影響してきます。
腸腰筋が上手く使えない場合、骨盤を後傾することで代償する
⇒身体の開きが早く、肘の下がった投球に繋がってしまいます。
草野球のおじさんピッチングのイメージです。
②コックアップ前期
前足が地面につくまで(テイクバック期)の身体のタメですが、
軸脚→骨盤・体幹の回旋運動
ステップ脚→股関節内転・内旋
投球側の上肢→肩関節内旋・伸展・前腕回内
・・・なんのことやらといった感じですね。笑
簡単に言うと、軸脚・ステップ脚・投球側の上肢がこのようにスムーズに動作することで
この一連の動作が、投球までのパワーを作るといったイメージです。
そしてヒップファースト時の
バランス・下肢の筋(筋肉量+柔軟性+可動性)が上手く使えないと
不安定な体重移動、脚の踏み出しが少ない、などテイクバック時に作ったパワーが逃げて伝わりません。
③コックアップ後期~加速期
肩関節 最大外旋→内旋へ
肘関節 最大外反→伸張へ
上記の2つがスピードをもって起こります。
このときが、一番傷害がおきやすいと言われているフェーズですね。
この動作が完璧に出来たとき、100の出力を出せるとして
下肢や投球側の上肢、どこかに機能不全が起きている場合に60しか出せないとします。
残りの40を無理くり出そうとすると代償動作が起こり、傷害リスクが高くなります。
また個人差はあれど、投球を重ねるごとに可動域の減少が生じます。
連戦・連投などで投球数が多くなっていき、
可動域が減少した状態で投げると、代償動作によって傷害リスクが高くなります。
私は投球動作をスローで見たとき、
「こんなに関節にも負荷がかかる動きなのか!」と驚きました。
でも、小学生も中学生もピッチングしています。
1日100球近く投げるどころか、それ以上の子もいます。
肩や肘にかかるストレスは計り知れません。
となると、正しい使い方のイメージとともに
足りない部分の筋力・柔軟性・可動性を高める指導など
痛みになる前にケアしてあげることが重要だと考えています。
現在、投球動作時の痛みをかかえているお子さんがいる親御さん…
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